Yahoo!ショッピングに出店して10年以上が過ぎました。
そんなYahoo!ショッピングを知り尽くしている私「ダイ」がYahoo!トリプル(以下トリプル)について徹底解説します。

トリプルって契約した方がいいの?
こんな疑問をお持ちの方はぜひご覧下さいませ。
そもそもトリプルとは?
「トリプル」は HTMLファイルやCSSファイルなどを自由にサーバーにアップロードできるサーバースペースを借りられ、
Javascriptも使用でき、ホームページの表現力が上がります。
トリプルの契約プランは?
トリプル契約は有料になります。
プランは2種類あり、下記になります。
☑ 300MBプラン
☑ 10GBプラン
300MBプラン
費用は月額3,000円(税込)となっております。
300MBあれば、相当大容量となっておりますので、
使用用途にもよりますが、かなりの画像をトリプルにアップロードする予定でない方はこちらで十分かと思います。
10GBプラン
費用は月額5,000円(税込)となっております。
画像などを多くトリプルにアップロードする場合などにご利用するプランです。
どれくらい使用するか現段階では未定の方は、プラン変更はいつでも出来ますので、
最初は300MBプランで大丈夫だと思います。
またどちらのプランをお申し込みの場合でも、初回のお申込み月は無料となっており、翌月からの請求となります。
トリプルの申し込み方法
ストアクリエイターPro内の左側にある「ツールメニュー」→「8.B-Space・トリプル」→「トリプル申し込み」から新規のお申し込みが可能です。

またプラン変更もこちらからお申し込みが可能です。
トリプル契約時のご注意点
トリプルはAOSSL対応を行う必要が御座います。
AOSSLとは「Always on SSL」の略で「常時SSL」と言われるものです。
【AOSSL対応前】http://~
【AOSSL対応後】https://~
URLやパスなどを「https://」にしてアップロードしなければ、アップロードできない仕様になっております。
トリプル契約のメリット
トリプルを契約するメリットは下記のようなことです。
☑ トップページや特集ページを独自で製作できる
☑ iframeを使用し、共通ページが製作できる
☑ 他店との差別化ができる
細かく解説していきましょう。
トップページや特集ページを独自で製作できる
HTMLやCSS、javascriptを使用して、トップページや特集ページを表現力や訴求力のあるページにすることが出来ます。
ほぼ制限なしで自由にコーディングできるので、「夏特集」や、「タイムセール会場」などという独自のイベントページを製作できる為、
回遊率上昇や転換率上昇などに繋がります。
iframeを使用し、共通ページが製作できる
iframeタグを使用できるようになる為、商品の販促(同梱促進など)や、
全商品ページに同じバナーを差し込み、定期的に変えたい(●●特集など)時などに非常に便利です。
また、にぎわいシステムなどを導入をご検討の方は、トリプル契約が必須になります。
※にぎわいツールとは、注文履歴がスクロールしたようなものや、レビューがスクロールしたものなど、人気(ひとけ)を出すシステムです。
他店との差別化ができる
自由にコーディングができるため、トップページなどで、店舗各々の特色やカラーを出すことが出来るため、
他店舗との差別化が出来ます。
続いて、トリプル契約のデメリットを解説していきます。
トリプル契約時のデメリット
メリットは下記のようなことがあります。
☑ 費用が掛かる
☑ 知識が必要になる
☑ 分析データが曖昧になる
詳しく見ていきましょう。
費用が掛かる
トリプルに契約すると300MBプランで月額3,000円、10GBプランで月額5,000円の固定費が発生します。
毎月発生するものですので、人によっては痛手になるかもしれません。
知識が必要になる
HTMLやCSSなどの知識がなければ、なかなかトリプルを生かすことは難しいと思います。
画像倉庫としての使用ではもったいないですし、やはり最低限のコード知識は必要かなと思います。
※トリプルは画像の大きさ制限は無いため、ストアークリエイターPro内での画像倉庫よりも大きな画像をアップロードできます。
分析データが曖昧になる
ストアークリエイターPro内の統計データにおいて、特集ページやトップページなどをトリプルで製作した際のアクセスや、そこからの参照は全て「トリプル」とひとまとめにされます。
その為、「どのトリプルのページから参照して商品ページに流入したのか」や、「どのトリプルのページのアクセスが増えているのか」等の正確なデータはストアークリエイターPro内では分かりません。
まとめ
如何でしたでしょうか。
トリプルは自由にHTMLやCSS、Javascriptを使用できる為、ホームページに表現力をプラス出来たり、店舗のカラーを出すことが出来る反面、固定費が掛かるのと、コード知識が必要でした。
特集ページやイベントページなどにお客様を集めたい方などは、ぜひ契約してみては如何でしょうか。
最後までお読み頂き、有難う御座いました、